甲子大黒天とは

甲子大黒天とは|山形県米沢市の修験道寺院

当山は湯殿山系山伏と上杉家祈願所の法流を相承し今に伝える真言宗醍醐派の修験道寺院です。本尊の甲子大黒天は慶應元年に湯殿山四ヶ寺のひとつ大日寺より空道上人によって遷座されました。甲子大黒天とは大黒天の縁日が旧暦の甲子日であることに由来し開運福徳・商売繁栄などのご利益があります。また、甲子は60ある暦の最初であることから心機一転、頑張りたいと思ったときに、ご参拝いただくとご加護いただけるとされます。

ご参拝のすすめ

甲子大黒天のご参拝|山形県米沢市の修験道寺院

日々のご加護に感謝し、誠実なる願意をもってご参拝ください。非日常の世界での静かなる祈りのなかで大黒様との新たなる御縁を結ぶことができます。人生における不安や迷いとは自分を信じることができない心から芽生えてくるものです。ご利益を求めるばかりではなく、日々の平安を願う祈りが不安や迷いを払い私達の心を安定させてくれます。甲子の大黒様にご参拝いただき、開運福徳のご加護をお受けください。

神仏一体の大黒天

神仏一体の大黒天|山形県米沢市の修験道寺院

大黒天はもともとインドのヒンドゥー教の神であったのが仏教に取り入れられました。毘沙門天や弁財天と同じく天部というグループに属しておられます。インドから中国を経て日本に伝えられましたが、日本には「因幡の白兎」にも登場する大国主命がおられました。大国も「だいこく」と読めることから、平安の昔から仏教の大黒天と神道の大国主命か一緒にお祀りされるようになりました。これを神仏一体や神仏習合といいます。しかし、明治になると神仏分離令が出され、それより大黒天は仏教・仏様として、大国主命は神道・神様として分けてお祀りされるようになります。当山は神仏両方に仕える山伏の法流を受けているため昔ながらの神仏一体の大黒様をお祀りしております。そのため参拝も二礼二拍手一礼をもってご参拝ください。

置賜三十三観音巡礼

置賜三十三観音巡礼|山形県米沢市の修験道寺院

当山は置賜21番札所小野川観音の管理寺です。観音巡礼のご朱印は大黒天の授与所にお越しください。置賜三十三観音札所会の事務局でもあり、巡礼マップも配布しております。

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